連載)最終回:台北パレード⑤台北の歩き方:ゲイライフ編

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台北の楽しみかたをご紹介!

10月27日から29日まで開催された台北レインボーフェスティバル
台湾では毎年各地で大規模なプライドパレードが開催されていることは当然知っていましたが、
今年に限っては仕事に追われ、完全にその存在を失念しておりました。

ところが!開催の1週間ほど前、新宿のとあるバーでお酒を飲んでいた時、たまたま隣に座っていたお客さんが「来週、台北でパレードあるんだって!」と話をしているのが聞こえてきて、『これは行かねば!!』とその場で飛行機を予約(マイルを使ったのでほぼお金もかからずラッキー!)して、次はホテルを探さねば、と予約サイトを見たところ、あまりの高額なホテルの値段設定に呆然・・・。

いつもだと1泊1万円程度のホテルも4〜5万という強気の値段設定に戸惑いましたが、どうにか安いホテルを発見して無事予約完了。(ちなみに1泊10万、20万円のホテルがごろごろしておりました)

どうにか無事、初日の27日に現地台北入りがかない、今回の連載を書くことができました。本当はパレードとイベントにだけ参加して残りは遊んで帰ろうかと思っていたのですが、鬼編集長に「5回に分けて”連載”でアップしてね」と言われたので、遊ぶ時間があまりなく、ご飯を食べる時間もなく、、、、、愚痴がとまりませんのでやめます。笑

今回でようやく最終回ということで、名残惜しいのですが、パレードに関しては十分にお伝えできたと思いますので、今回は番外編として台北のゲイシーンや、日本人に喜ばれるお土産やさんやタクシー(Uber)の使い方などをご紹介させていただきます。

パレード会場となりの国立国父紀念館

ゲイバー編

台北も東京と同じように、ゲイバーは色々なエリアに点在していますが、主に西門町と中山エリアと覚えておけば問題はありません。また、西門町から中山エリアもタクシーで1000円もかかりません。(タクシーよりも安いといわれるUberでは500円程度でした)

台北のゲイバーでは日本語が話せる店員さんがいることも珍しくなく、またそうでない場合でも基本的に日本のゲイバーのような雰囲気・システムなので勇気を出して入ってみましょう!

ウイスキーを頼むと小さなグラスに小分けにされる

ほとんどのゲイバー(ショットバーを除く)では、最低利用金額が決まっており、私の行きつけのゲイバーでは400から500NTD(2000円程度)は必ず使ってね!という日本にはあまり無いシステムがあります。私はビールが苦手なので、ウイスキーをオーダーしました。ボトルで頼むとそれなりの値段になるので、大人数などの場合はオススメです。

また、ビールを頼むと一度に4〜5本程度の瓶ビールか缶ビールが提供されます。そんなに一気に持ってこないでよ、、、と思ってしまいますが、郷に入っては郷に従えで楽しんじゃいましょう!ちなみにグラスと氷をもらうことができるので、常に冷たいビールを飲むことは可能です。ただ、5本飲みたいかどうかと聞かれたら・・・、という方はお店の方と一緒に飲んで楽しんじゃいましょう。

ファーストオーダーでほとんどの場合は最低利用金額に達することが多いので、あまり気にする必要はありません。アルコールが飲めない方で、ノンアルコール(お茶やジュースなど)では最低利用金額を超えないかもしれません。お店の方に確認してくださいね!

おつまみ。不思議な味にハマります

あえてオススメのバーを紹介することはしませんが、日本と同じようにそれぞれゲイバーにもコンセプトがあり、若者が多い店、太めの方が多い店、太めの方と細めの方が出会いを求める店、女性も入ることができるミックスバー、カラオケの音響設備に力を入れている店などなど、日本と変わりません。

ひとつ明らかに違うな、というポイントは台湾では18歳以上の男子に兵役を義務付けているためかは分かりませんが、とにかく「マッチョが多い!!」タンクトップに短パンで、筋肉を見せつけてくるような若者も多く、目の保養になります

閑話休題、ゲイバーでよく店員さんや隣のお客さんに、「筋肉系、クマ系、太め系、どれがタイプ?」などと聞かれます。「クマ系」というワードはあまり私の周りでは聞いたことがないので最初は驚きましたが、どこのお店でもクマ系の話が出るので、すっかり慣れてしまいました。ちなみに私は、本物の動物の熊すら見たことがないので、「クマ系」が一体どんな人のことを指すのかは今でもわかりません。笑

台北でもカラオケで日本の曲が歌える!

多くのゲイバーには日本のようにカラオケが設置されています。しかし、日本ほどカラオケの文化が浸透していないのか、あるいはカラオケの機材が高額なのか、20年前かもう少し前の日本のカラオケ機材かな?という雰囲気です。

また、ほとんどのゲイバーでは、歌いたい曲の番号を、いわゆる「歌本(うたぼん・・・懐かしい!!)」で調べて、店員さんに渡し、店員さんがその番号を入力してくれます。

カウンターやテーブルに必ず置いてあります

外国で日本の歌を歌うのは恥ずかしい・・・という方!大丈夫です。見事に人の曲なんて誰も聞いていません。思う存分に歌いましょう。笑

こちらが日本人だとわかると日本の曲を入れてくれる現地の方も多く、楽しく歌えますよ。
テレサテンの曲(日本語バージョン)を歌ってくれるお客さんもいてびっくり。ちょっと嬉しいですね。

次は台北市内のUberについて紹介します!

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