【独自】東京都江東区の「パートナーシップ制度」 新区長のもと、実施判断へ

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パートナー制度の「中止ない」関係者証言

 江東区で2024年4月から実施が予定されていた「パートナー制度」。区長選の影響で23年12月、委員会に延期が報告されました。編集部では関係者に取材を行いました。

 ある区議会関係者は、「2月6日に男女共同参画審議会からパートナー制度を創設すべき、とする答申が区長に提出されました。パートナー制度が中止されることはないだろう」と話します。続けて「パートナー制度は前区長の施策。区長選が行われたのは昨年12月10日。即日開票が行われ、当日には新区長が決まりましたが、12日の企画総務委員会までに、この制度を説明、判断する時間的余裕がなかったようです」とも話していて、区長の交代による事務的な手続きの問題のようです。

3月の企画総務委員会に注目

 今後の見通しですが、別の区役所関係者は、「3月の委員会に、(新区長の判断を)改めて報告することになると思います」と話していて、編集部では、3月の委員会にどのような報告がされるのか注目したいと思います。委員会への説明後は、(パートナー制度を組み込んだ)男女共同参画条例の改正案の議会への提出、委員会審議、本会議での採決と進んでいきそうです。第1回の定例会での条例提案4月からの制度実施は難しそうですが、次回、第2回定例会は例年6月に予定していて、順調に進めば夏には条例改正、秋には制度が実施されそうです。(編集部)

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