ピアフレンズが新しくなった豊島区民センターで
2002年から100回以上の開催、累計7000人以上のゲイやバイセクシュアル男性が参加した「ピアフレンズ」のイベントが今月30日(土)にリニューアルし復活することが発表されました。会場は新築された豊島区民センターです。
同イベントは、10代・20代を中心とした友達づくりイベントで、復活第1回目、通算112回目の開催。クイズやゲームを通じたプログラムは、初めて当事者に会う参加者でも無理なく友だちを作れるように工夫されているとのこと。
2002年、イベントを立ち上げた現参議院議員の石川大我さんは取材に、「当時『僕の彼氏はどこにいる(講談社)』を出版し、多くのゲイやバイセクシュアル男性から『自分も孤立している』との共感の声がよせられました。『どこで仲間と出会えるかわからない』といった悩み相談を多く受けるなか、であれば、そうした人たちが安心して、みんなで集える場を作ったらどうだろう、ということになりました。同じ仲間が集まることで得られる安心感は当事者に生きる希望を届けられると思います」と話しました。
新代表を迎え、新たな試みも
NPO法人ピアフレンズの新代表には七崎良輔さんが就任。復活第1回目は20代のスタッフと一緒に司会を務めるとのこと。七崎さんは「歴史あるピアフレンズの新代表としてこれまでの理事や多くの参加者たちの想いをしっかり引き継いでいきたいです。アプリでの出会いが主流になるなか、対面で会うことの意義はあると思います。誰にとっても、安心できる居場所になればいいと思います。新しい試みも考えていますので、ぜひ、楽しみにして欲しいです」と抱負を語りました。
七崎さんは続けて、「最初は勇気が必要かもしれません。私自身も初めてのイベント参加の時は、緊張のあまり会場の前を行ったり来たりをした思い出があります。でも、その一歩の勇気で多くの仲間と出会えたことで、人生が大きく開けました。ぜひ、多くの方に参加してもらいたいです」と参加を呼びかけています。
復活ピアフレンズ第112回は、3月30日(土)13:45オープン14:15スタート。会場は池袋駅近くの「豊島区民センター」。会費は1000円(高校生以下無料)。
参加お申し込みはNPO法人ピアフレンズのX(@pf_boys)を参照。