本会議冒頭で謝罪
東京都台東区議会で9月20日に行われた一般質問で、自民党の松村智成議員が「偏向した教材や偏った指導があれば(子どもを)同性愛に誘導しかねない」などと発言し、批判を浴びている問題で、松村区議は26日の本会議で発言を撤回、謝罪しました。
当初、「自民会派で調整したもの」と謝罪・撤回拒否
松村議員は、発言当初、新聞各紙の取材に「自民党会派内で調整したもの」「(同性愛について)押しつけは困る。学校で教える必要はない」などと答え謝罪、撤回を否定しました。その後、副委員長として出席した区民文教委員会でも、他会派の委員からの謝罪や撤回を求める発言について終始無言を貫きました。
突然自民会派が方針転換、本人に厳重注意
こうした中、突然、自民党会派が松村議員の発言の一部撤回とお詫びを議会に申し入れると発表、本人に厳重注意したと公表しました。
議員として配慮に欠ける発言があり、お詫び申し上げる
26日の本会議でどのような内容の撤回、謝罪をするのか注目が集まりました。松村議員は午後2時から始まった本会議の冒頭に発言し、「9月20日の私の一般質問において、議員として配慮に欠ける表現があり、それにより傷ついた皆様に対しまして、この場をお借りしてお詫び申し上げます」と謝罪。
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