バイデン大統領が同性愛行為で有罪の元兵士らを恩赦

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写真上 ホワイトハウスで岸田首相と会談するバイデン大統領(2023年1月17日=在日米大使館HPより)

 

バイデン米大統領は6月26日、過去約60年間のうちに、同性愛行為禁止の旧規定(1951年5月31日発効し、2013年12月26日に撤廃)違反で有罪になっていたLGBTQI+の元兵士ら約2000人への恩赦を与える宣言を発表しました。

 

バイデン大統領「歴史的な不正義に恩赦」

 

宣言でバイデン大統領は「彼らの勇気と多大な犠牲にもかかわらず、何千人ものLGBTQI+軍人が性的指向や性自認を理由に軍隊から追放されました。これらの愛国心あふれるアメリカ人の多くは軍法会議の対象となりました。私の政権は、これらの問題を是正するための有意義な措置を講じてきました。この歴史的な不正義は残っています」として、同性愛行為で有罪判決を受けた元軍人と、元沿岸警備隊員に対して、今回、恩赦を与えました。

 

除隊階級格上げも

 

対象者は、軍事部門は陸、海、空軍、沿岸警備隊は国土安全保障省に恩赦証明書を申請し、それぞれ関係部門が軍法会議記録を審査後、判断を司法長官に提出したあと、司法長官が恩赦証明書を発行しますが、その後、軍の除隊の格上げを申請する手続きをすれば、除隊階級が格上げされる可能性があります。

 

 

参考 

ホワイトハウス
CNN
ロイター

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