*区議会のHPより抜粋

早口で該当部分を読むと

 該当部分を早口で読み上げた松村議員は自席に戻り、議長が発言の取り消しを議員に諮ります。「異議なし」の声が響き、取り消しが許可されました。この間わずか2分ほど。あっという間の出来事でした。

 傍聴席は15人ほどの当事者や支援者で埋まりました。謝罪、撤回を求めた署名を集めたStand for LGBTQ+Lifeの小林美咲さん(30)は、「他にも認識の誤りがあります。例えばLGBTの正式名称は「LGBTQQIAO2S」である、といった発言や、クィアに関する説明、トランスジェンダーの子どもに対する治療についての認識、などについて明らかに誤りがあります。こうした誤りについても撤回すべきではないでしょうか」と納得できない様子です。

“やらされている感”がすごかった

 小林さんは続けて、「残念ながら、松村議員に反省の態度は見られませんでした。やらされている感、その場を早く乗り切らなければ、という雰囲気だけを感じました。10月6日の謝罪、撤回の方針が出てから20日間待たされましたが、その間、自身が起こした差別について学ぶ時間はなかったのでしょうか」と憤ります。ただ、「松村議員と対話をする機会がほしい」とも話していて、今後の方針はグループの仲間と話し合う予定とのことです。

唖然!当事者の声かけに松村議員の発した言葉は…

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